書きだめ。書き溜まり。

読書と筋トレをしながら考えてみた

『転職の思考法』北野唯我_0003

僕は派遣社員という、常に「転職(派遣先が変わるだけだが)」と隣り合わせの環境にいながら、今まで、『いかに時給をあげるか』しか考えてこなかった。お陰で、当初の1.5倍程度の時給にはなったが、それだけ。そして、これ以上になったとしても、2倍までがいいところかと考えている。

そこで、改めて「転職」の基準を考え直そうと考えて手に取った「転職の思考法」。


とても良かった。そして、僕はいままで「思考していなかった」という事が判明した。


言っていることは、「マーケットバリューを作れ」つまり、【社会における、仕事人としての自分の価値を作れ】って事で、そのためには【これから伸びる業界】で、【自分が意識せずとも出来る強みを伸ばすように】仕事を選んでいけという事かと。
確かにと深い納得。それに、自分がつまづいている点も明確になった。
よく、「好きなことをやれ」とか「お前は何をしたいのか」なんて聞かれるが、そんな物なかった。大体、そんな物あったらそうしている。今回この本ではそれに対して、明確に【TODO型(これがしたい!というものがある1%の人)】と【TOBE型(こうありたいと考える大多数の人)】の解説があったが、まさしくそこが、僕のつまづいている点だった。つまり、「やりたい事」を探すが見つからず、じゃぁ何でもいいや。と、「こうありたい」をすっ飛ばして考えていたと。
僕の場合は「こうありたい」が主軸で、ありたい姿でいる事で、もしかしたら道すがら「やりたい事」が見つかるかも知れないという考えが向いているようだ。そして、「やりたい事」が見つかった時にいつでも跳びつけるように、自分のマーケットバリューを高める必要がある。
思考法はインストールしたので、実践しようか。この本では、他にも転職を考える際に躓く点に対しての対策および、考え方が書かれているが、ストーリーを通して、時系列的に整理されているため理解しやすい。
転職を考えていなくても、「マーケットバリューを高めて、いつでも転職が出来る状態を作っておくこと」は今の会社での働き方を変える要因になるので、この本で思考法だけでもインストールしておく事をお勧めする。


https://www.amazon.co.jp/このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む-転職の思考法-北野-唯我-ebook/dp/B07DCLSV6H/ref=mp_s_a_1_1?__mk_ja_JP=カタカナ&qid=1536272381&sr=8-1&pi=AC_SX236_SY340_QL65&keywords=転職の思考法