書きだめ。書き溜まり。

読書と筋トレをしながら考えてみた

本当に、会社に行くのにカバンは必要かしら

本当に、会社に行くのにカバンは必要かしら。


使うかどうかわからないノートと、筆箱、財布に数冊の本が入っているカバン。
そのカバンを毎日、会社に持っていって、また、持って帰る。


そのカバンの中身が、会社の業務のために必要なものが入っているのだとしたら、それは、家から会社までその「業務のために必要なもの」を運ぶ業務となって、残業扱いになるのではないか。


基本的には、会社に出社しているのでれば、そこですべて完結している必要があるのではないか。

 


そんなことを言うと「そんなこと言うやつは、社会人にあるまじき。」なんて言われるかもしれないが、よくあの満員電車でみかけるヨレヨレのカバンに”少年ジャンプ”を詰め込んで、会社に向かう社会人様は、仕事に関係の無いものを会社に持ち込んでいるではないか。


ぼくからすると、会社に仕事に関係ないものを持ち込む人間の方が「社会人にあるまじき。」とされるべきである。


この話には関係は無いが、ヨレヨレのカバンに”ヤングアニマル”と”ヤングマガジン”を入れている社会人様も見かけたことが有るのだが、いつか彼らの生態を解明したい。

 


ぼくは会社にカバンをもっていかない。


荷物としては、下記内容である。
スマホ
・財布
・ヘッドホン
(・雨の日は傘)
これが有れば、基本的に何処へだって行ける。


極論、スマホさえあれば全ての機能を賄えるのだが、結局現金があった方が楽だったりするし、神経質なぼくはノイズキャンセルができるヘッドホンが休憩の質を上げたりするので外せない。
とはいえ、傘がある日以外は、手ぶらである。


必要がないから、手ぶらで出社しているのだが、実はそのほかにも大きな理由がある。むしろ、これが無ければ無駄にカバンを持つこともあるかもしれない。


ぼくが手ぶらで出社する最大の理由は、あの全員がほんの少しのスペースを我先にと奪い合う「満員電車」の存在である。


くしくも、そんな修羅の国の乗り物を利用している立場としては、出来ればこの環境を少しでも改善していきたいと考えている。


わかるだろうか。


なんの意味もないカバンを持ち歩くおかげで、赤ん坊1人分のスペースを奪っている。いやそれは、言い過ぎだとして、仮に自分がカバンを持ち歩かないことで、赤ん坊1人分のスペースができるなら、ぼくはそれに越したことはないと考えている。


そして、さらに、同じように満員電車へのカバンの持ち込みを避けられる人が増えたなら、この満員電車も少しはマシになるんじゃないかと考えている。


少なくとも、満員電車で赤ん坊が圧迫されて、泣き叫んで、それに会社員様が舌打ちをするような満員電車はどうにかならないだろうか。


本当に、会社に行くのにカバンは必要かしら。