書きだめ。書き溜まり。

読書と筋トレをしながら考えてみた

『人生の勝算』前田裕二_0002

○黄色のハイライト | 位置: 91
この本を通じて伝えたいことは、大きく三つです。絆の大切さ、努力の大切さ、そして、人生という壮大な航海において「コンパス」を持つことの大切さ、です。

○黄色のハイライト | 位置: 221
この、通りかかった人が素通りできないような、つっこみどころを自分の中にどれだけ作れるか。その発送が功を奏しました。

○黄色のハイライト | 位置: 271
コミュニティの成功に影響を与える最大変数は、後天的な努力の絶対量

○黄色のハイライト | 位置: 558
つまり、特別な才能やルックスがなくても、努力と工夫次第で、ファンを作ることができるのです。その代わり、本当に努力する熱量がない場合や、ファンへの思いやりの心がない場合などは、噓は、そのまま伝わってしまいます。偽りなく、真にやる気と思いやりがある人が勝つ。

○黄色のハイライト | 位置: 578
テレビがつまらないとよく言われますが、テレビ番組は、高級レストランほどの圧倒的な完成度を持たないにもかかわらず、スナックのような身近さもない。人々が、リアリティと共感に溢れるスナックのようなコンテンツを求め始めている中で、中途半端に編集されたコンテンツを作っても、人が感情移入しないことは自明

○黄色のハイライト | 位置: 638
演者が、全力で情熱をかけてパフォーマンスをする。そこで、誰かの心が動く。感動を受けた人が、感動を与えた人に対して、直接感謝を表現できる。これは、新しいようで、実は古くから日本の伝統芸能にも取り入れられていた手法

○黄色のハイライト | 位置: 797
宇田川さんと出会って以来、僕はとにかく、無条件で相手を好きになることを心がけています。

○黄色のハイライト | 位置: 799
もちろん、たくさんの人に会うので、正直相性が良くないとか、苦手なタイプの人もいました。証券会社時代に、そういった人に電話するときは、相手の名前を「好きだ! 好きだ!」と心の中で100回ぐらい唱えてから、電話します。ある種の自己暗示のようなものだったのかもしれません。

○黄色のハイライト | 位置: 968
逆に言うと能力面でのアピールは、みんな必死にやります。実務とはちょっと違う、人当たりのセンスに長けているということは、組織の中で大きな差別化になり得ます。

○黄色のハイライト | 位置: 972
仕事の基本は、思いやり

○黄色のハイライト | 位置: 1,072
ある非現実的なニュースが飛び込んできました。僕にギターを譲ってくれた親戚のお兄ちゃんの信じられない訃報が届きました。そのお兄ちゃんは、大学時代に一緒にバンド活動をやっていたほどに、近しい人でした。そこで、急に「死ぬこと」が身近な問題として突きつけられました。1年後、1ヶ月後、もしかしたら明日、自分は消えてなくなってしまうかもしれない。  そんな状況で今、自分は世の中に代替不可能な価値を残せているのか、と考えるようになりました。

○黄色のハイライト | 位置: 1,127
モチベーションが高まらない人の多くは、見極めが甘い。自分という大きな航海に出ているのに、方角を示すコンパスを持っていない。自分の進むべき道を定めていないから、途中でどこに向かっているのかわからなくなり、広い海の上で途方にくれます。そうなったら、一旦陸に戻ってでも、自分自身のコンパスを得るのが、結局遠回りに見えてベストだと思います。

○黄色のハイライト | 位置: 1,220
最も不幸なことは、価値観という自分の船の指針、コンパスを持っていないということ。そして、持たぬが故に、隣の芝生が青く見えてしまうことです。

○黄色のハイライト | 位置: 1,595
しかし、どこかで労働集約性の壁を越えなくてはならない。そのためにも演者の数がオーガニックに広がる仕組みが必要でした。

○黄色のハイライト | 位置: 1,677
人が日常的に使うデバイスが変遷する中で、その流れをうまくとらえられないソフトは、廃れゆく。これは、いつの時代も変わらぬ黄金則だと思います。

○黄色のハイライト | 位置: 1,840
このときに、気付かされました。「社長は孤独である」というのは、きっと、自分が作り出した虚像なのであろう。身の回りで起こる現象はすべて、自分に責任がある。思考は強く思うほど現実になる。社長は孤独と思えば、本当に周りもそう接するし、一方で、孤独と思わずみんなに対して絶対的な愛情を持って接すれば、きっと我がチームは、自分にとっても、みんなにとっても、かけがえのない、代替不可能な温かい居場所になる。

○黄色のハイライト | 位置: 1,844
辞めそうになっていたメンバーに、僕はストレートに言いました。「何があっても、一緒にやりたい。仮に僕らの船が沈んで、今度は仮に農業ビジネスをやらなきゃいけなくなったとしても、一緒がいい」これは、深く深く自分の内面と向き合った結果の、本心から出てきた言葉であり、僕が彼に対して表現できる、最大限の愛情でした。